隠岐島の黒曜石と竹島に会いに 

旅の記録、実は!

隠岐島へ行ってきました^ ^
隠岐島後に鉱物採集をしに。

隠岐で鉱物採集と言えば…。
そう黒曜石ですね。

隠岐島は4つの有人島と180余りの小さな無人島から構成されていますが、
その中で一番大きな島が島後(どうご)と呼ばれています。

隠岐島へは、鳥取県の境港からも連絡船が出ていますが、
今回、私は島根県の島根半島日本海側にある七類(しちるい)港から向かいます。

この日は交通渋滞で到着が遅れたために、
七類港に連絡バスが着いた時には連絡船が港にデーンと着岸しつつ、
10人程の乗船客を待ってくれていました。

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隠岐汽船、「おき」出航

「切符は中で買って貰うようにしますので、急ぎご乗船ください!」

と隠岐汽船の係員さんに促され、大急ぎでフェリー「おき」に乗りました。

島後にある西郷港までは距離にして約60km、
フェリーでおよそ2時間30分の道のりです。

60kmを2時間30分…、
時速24km/h、およそ13ノットで進む「おき」。

時速24kmを速いと思うか遅いと思うか?

例えば平均的な速度は、

人が歩く: 4km/h
ママチャリ:15km/h
石油タンカー:27km/h

自動車が一般道なら50km/h位でしょうか?
とすると日本海の波を切り開いて進む「おき」って結構頑張ってるなぁ。

2等船室に寝転んで、
グォーングォーンと船内に響くエンジン音を聞きながら考えていました。

乗船から30分余りして甲板に出ると、「おき」の頭上には青空。
うっすらとですが前方に隠岐諸島の島影が見えています。

左側の薄っぺらいのが島後、右側に幾つかチョンチョンって見えるのが島前の島々

潮風のせいですね、
甲板の手すりに触れると、手が塩っぱい!

「おき」は隠岐島前の島々を左舷に見過ごして、
やがて島後の山並み、断崖、そして港が見え始め。

定刻11時25分、西郷港に到着です。

隠岐・島後 西郷港

隠岐のことならなんでも分かる!隠岐島観光案内所

フェリー乗り場の隣にある観光案内所へ行ってみましょう。

「黒曜石を拾いたいんですけどどこに行けばいいんですか」

と訊くと案内所の方が

「久見(くみ)地区のソク島展望台あたりの浜に行くと良いですよ」

と教えてくださいました。

さてどうやって行くものか?
レンタカーかレンタサイクルか?

隠岐島後は1周80kmほどのまん丸の島です。
車なら2時間少々で回れちゃう。一日自賠責保険等コミコミで6400円。

レンタサイクルは電動自転車が3時間1200円、
1時間ごとに300円の追加料金が必要です。

西郷港から久見地区まで、自動車なら40分程度。
レンタサイクルなら片道2時間程度の道のり。

「電動自転車、乗ってみます?」

と訊かれ試乗させて頂いたのですが、これが!
ペダルを少し踏むだけでギューンと進むではないですか⁉

Nobu☆は電動自転車で久見を目指すことに。
観光地図にルートを書き込んで頂き、
正午ちょうど、レッツゴー!

電動自転車、サイコー‼

季節は梅雨、
久見へと向かう国道485号線の沿道には、
あちこちアジサイが咲いています。

自動車は時々通るけど、
自転車や歩行者には出会う事ない田園風景の道。

西郷港を出発して1時間ほどで、
島後の中央を貫く五箇トンネル(699m)を抜ける訳ですが。

トンネルの端に申し訳程度、幅80cmほどの路肩があって、
自転車はそこを進みます。

トンネル内はそこそこ暗く、途中目の前が真っ暗に見えるような事も。
ゴー!と迫って来て一気に脇を通過して行く自動車が怖かった!

五箇トンネルüの中。迫ってくる自動車のライトが眩しい!

トンネルを超えると一気に下り坂。
これまで電気のサポートを受けつつ、
えいこらえいこら登って来た峠を一気に下る爽快感!

自転車で来て良かった〜

って瞬間です。
結局この後、もう一つ峠越えがあって、
13時半、無事、久見地区に到着です(^。^)/

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憧れの黒曜石にご対面♪

さらに「ローソク島展望遊歩道」の案内板に導かれて行くと。。。

はい、「ローソク島展望遊歩道」の駐車場に到着です^^
自動車4台は停められそう、綺麗なトイレもあります。

駐車場の脇から海岸沿いに続く遊歩道を進むと。。。

50m位進んだでしょうか、さらに行くと。。。

あ~、あれあれ。写真中央、やや右よりに見える階段を上がると、
たたみ6畳ほどの展望台です。


遠くにローソク島の姿が望まれます。
見えます?写真中央にちょこんと突き出た岩?島影。あれがローソク島ですね^^

ローソク島展望台からみたローソク島遠景。

で、黒曜石は?と言うと。
遊歩道横の浜に下ります。

一面に転がる岩石を避けて掘って行くと…。

こんな感じ!
黒曜石の小石が^ ^

浜でコロコロ、波に揺られる内、角が削れて白っぽくなっていますが、
部分的にガラス質の黒い光沢があるので他の黒い石と見分けがつきます。

黒曜石って、その昔矢じりや刃物として使われて
大変重宝した様に習いましたよね。

隠岐の黒曜石は、およそ30000年前(旧石器時代)の昔から、
石器の貴重な材料として、ここ隠岐島から遠く九州から東北地方にまで流通したのだそうです。

「30000年前の人も見た黒曜石、
それを今自分が手にしているのか〜

 なんか感激、
鉱物採集はやっぱり楽しい!」

と一人、浜でエキサイトしていたのですが、この浜には密かにワナが!

アルカリ流紋岩と言う白っぽい火山岩の層があって、
これに触れると服が真っ白に。

ローソク島展望遊歩道横にあるアルカリ流紋岩の崖

どこ行って来たの?みたい、
マジでヤバい人みたいになってしまいました。

「竹島」がもっと身近になるお話^^

さて黒曜石の採集にも満足したので、久見を後にしようとすると、
集落の中に竹島資料館」なるものが。

ここでは竹島での漁の写真や島根県が発行した漁の許可証の写しなど、
竹島に普通に行けた頃の資料がパネル展示されています。

外観の写真撮るの忘れてた、代わりに看板を。

案内して下さった係の女性、その親戚のおじいさん達も、
かつてはこの久見から竹島へ漁に出ていらしたそうです。

「竹島は久見の沖合い約158kmにあります。
 漁師は星を頼りに夜な夜な船を走らせて、
 およそ半日がかりで竹島に着きました。

  岩場が多く平野の少ない竹島は人が定住するには厳しく、
人々は漁期になると生活資材を運び込んで生活しました。

 竹島周辺での漁が出来るのは、日本海の荒れない春から夏の間だけ。

 漁期が限られているので、サザエやアワビ、ワカメなど、
 竹島周辺の魚貝類は大きく育って珍重されたそうです。…」

沢山のことを説明して下さいました。

久見も過疎化、高齢化が進んでいるとか。
かつての様に普通に行ける島に早くなるように。

早くそうなって欲しいものです。

竹島資料館でお伺いしたお話は、
子どもたちにも分かりやすいようにと絵本になっています。

久見から24km、約2時間程の道のり。
再び、スリリングな五箇トンネルを抜けて18時半、西郷港の観光案内所到着。

いやぁ、夕方の涼しい風が心地よいサイクリング、
電動自転車に感謝、感激です!

隠岐プラザホテルに荷物を置いてホッと一息。

「隠岐に来たからには、美味しいお魚を食べたい!」

と言うことで、近くの「味乃蔵」さんで海鮮丼(税込1900円)を頂きました。

海鮮丼の左側に肌色っぽくショウガみたいに見えるのがバイ貝の刺身、絶品です!

「今日はサザエが入らなくって」

と代わりに乗せて下さったバイ貝が、
クゥー、コリコリして美味かった〜。

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