こんにちは!
nobu☆です(^∇^)
島根県東部にある宍道湖(しんじこ)。
この漢字が読みにくい!そう思いません?
nobu☆が島根に来てしばらくの間、
「ししじこ」
とか言ってたし。
なんだか、昔っからある地名って結構難読なケースが多い気がする~(+_+)
島根の難読地名がヤバい!
島根の難読地名ですぐ思いつくのが、
「出雲郷」
これ、普通に読んだら
「いずもごう」
ですよね。それで良いじゃんって思っちゃうんですけど、
これ、「いずもごう」とは読まないですよ。
「出雲郷」と書いて「あだかえ」
当て字にも程があるぞ!!
どう頑張っても読めるかよ!
って心の叫びが・・・。
島根の難読地名と言えばもう一つ、これも外せません。
「十六島」
これって別にどっかの島じゃなくって、
島根半島の西側、日本海に面した湾なんですが、
そこんとこの海岸で良質な海苔が獲れるからお土産品とかで、
「十六島海苔」
と言う名前で売られてたりします。
まあですね~、「十六島」、
やっぱり「じゅうろくしま」、もしくは「じゅうろくとう」
って読むでしょ、普通。
でもこれがなんと!
…
…
…
「うっぷるい」
って読むんだす。
何、この日本語っぽくない響き。
アイヌ、或いは朝鮮系の言葉に起源があるのではとも言われています。
宍道湖って?
おっと、そうだった。
宍道湖の話でした。
宍道湖は、その大きさが一周47km、
総面積が79.25km(東京ドーム約1695個分)、
全国で7番目に大きな湖なんです。
普段は澄んだ水がザワザワ小さな波を立てている宍道湖。
だけど1番深いところで水深6.4m、平均水深が4.5mととっても浅いから、
一たび強風が、特に冬場の北風がビュービュー吹いて大波が立つと、
茶色く濁った波が浜にザブンザブンと打ち付けます。
よく、冬の日本海が白波立てて荒れてる映像、
テレビとかで観る事あるでしょ?
ちょうどあんな感じ(水は茶色く濁ってるけど)、
ここって日本海?って思うほど荒れるんです。
宍道湖、どれだけシジミ貝居るんだよ
そんな宍道湖は、ブロックやコンクリートでしっかり護岸されている所が多くて、
自然のままの砂浜が残っている所って、実はあまりないんですよね(´-`)
砂浜の残っている所って言うと…、
松江市玉湯町(たまゆちょう)辺りの浜辺かな。
でね、面白いんですよ!
ここの浜を歩いてみると…、何やら白い物が!!
良く見ると、それは貝殻。
そう、宍道湖の特産、ヤマトシジミの殻です~ヽ(^。^)ノ
シジミって…。そうシジミ汁に入ってるちっちゃな貝。
身が小さいから全部食べようとすると手間取るアレね。
それがちらほらではない(=^▽^)σ
辺り一面に、いっぱい散らばっちゃってます。
残念ながら、身の入った物はないんですが…、
何しろいっぱいあるから。
歩けば確実にバリバリ踏んづけちゃって、
「シジミ貝の皆さん、ごめんね!」
って感じ、
なんだかシジミ貝に申し訳ない気がして来るほど(-.-;)
宍道湖のシジミ貝ってどれ位獲れるの?
宍道湖のシジミ貝、その年間漁獲量は、
最盛期1970年代には2万トン程あったらしいです。
ただ、2011年~13年には、その1/10、
およそ2000トンにまで落ち込んでしまいました。
そこで、漁に出る日数や、一度に捕る量に制限を設けたりと、
資源保護も行われ…。
シジミ漁の行われる回数は、
以前は週3日、月木金の午前中に限られてたんですが、
最近は週4日、月火木金の午前中に増えています。
これも、資源保護の成果、
シジミ貝が増えたおかげですね(^o^)/*
実際、2018年の統計資料を見てみると、
シジミの漁獲量が多いのは、
1位 島根県 4172トン
2位 青森県 3147トン
3位 北海道 928トン
…
…
…
日本全国の全漁獲量は9580トンと言う事なので、
シジミ貝のおよそ43.6%は島根県で獲られている感じです。
島根県内のシジミの多くは宍道湖で獲られている訳で…、
やっぱり宍道湖、スゴ〜い!ですよね。
松江市内のスーパーに行くと、
普通に「宍道湖産シジミ」が売ってます。
松江市の家庭(2人以上の世帯)は全国で一番、シジミを購入していて、
その量は1年間で平均2527g!
(ちなみに全国二位は茨城県水戸市で886g、三位は秋田県秋田市825g)
出典:「家計調査結果(平成27~29年の平均)」(総務省統計局)
1年間で2527g!?
どんな量なのかよく分からない(^_^*)
って事で、シジミ汁に換算してみたんですが。
なんと!
一杯に50gのシジミが入ってるとすると、
一世帯当たり1年間でおよそ50杯のシジミ汁を飲んでいるって事に。
シジミ汁を沢山飲んで、
肝臓に優しい食生活してる〜
みたいな?
絵葉書とかで、
「宍道湖に浮かぶシジミ漁の小さな舟」
的な写真がありますよね 、こんな感じの ↓ ↓ ↓
昔も今も、出雲を代表するこの風景が見られるのも、
資源保護のための様々な取り組みがなされているおかげなんですね~。
ところで、
その「宍道湖に浮かぶシジミ漁の小さな舟」
あの光景ってどこで観られるか?
実は、一ヶ所で獲り過ぎないよう定期的に猟場が変えられていて、
シジミ猟の様子は日によって見られる場所が違うんです、これが。
見付けても結構沖の方で漁してたりするもんだから、
普通にスマホで撮影しようとすると、
「ウ〜ン、何か写ってる気がする!? この点かな?」
みたいになるし、
ギューっとアップにすると、
「画像、荒っ!」
ってなる事が多い!
綺麗に撮ろうとすると、
しっかりしたカメラじゃないとなかなか難しいかったりします。
今日も最後まで読んでくださって有難う御座います(^o^)
それではまた!
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