関西人が「ちゃうちゃう」だけで会話が成立するってネタ、
ありますよね^ ^ え〜、こんなヤツ。
マイケルとビビアンが道端で、
チャウチャウみたいな犬を見ながら話してると言う設定で。
(念のためにカッコで標準語も付けてみました。)
ビビアン:「チャウチャウ?」
(これってチャウチャウかなぁ?)
マイケル:「チャウチャウちゃう!」
(チャウチャウ違うよ!)
ビビアン:「チャウチャウちゃうん?」
(チャウチャウ違うの?)
マイケル:「ちゃうちゃう」
(違う、違う)
ビビアン:「チャウチャウちゃうんちゃうん?」
(チャウチャウじゃなくない?)
マイケル:「チャウチャウちゃうって!」
(チャウチャウ違うって!)
で、会話の最後にどちらからともなく、
「あー、チャウチャウちゃうちゃうてうるさいわー!」
みたいなオチが付くって言うね^ ^
こう言う変なの、
いえ、オモシロいのきっと各地の方言にもあるのではないでしょうか?
で、ですね。
今回は出雲弁でまさに「チャウチャウちゃう」的ネタ、
仕入れて来ましたのでご紹介します。
出雲弁 カラスのモノマネ?
では突然ですが、出雲弁クイーズ(^O^)/
わたし、nobu ☆と一緒に考えてみてくださいネ。
この記事のタイトルにもあった、
ほぼ「か」だけで会話が成り立つってヤツです。
「か」ですよ、「か」。“ka ” ね、“ka ”
たかが「か」、されど「か」。
す、凄いですね~!でははじまりはじまり♪
何やら、ご夫婦が話し合っていますよ。
ちょっと耳を傾けてみましょう(゚ω゚)
夫:「かかぁ!かーかかぁか?」
妻:「かかぁかかぁ」
むむっ、何のことやら?
ヒ、ヒントください(≧∀≦)
ジャジャン!
義母ヒント①
「こーは、別にカラスがカーカー言っちょ~じゃなーよ」
生まれも育ちも島根県出雲地方の義母からの有難いヒントが(;゜0゜)
(いや、それくらい分かってますがな、義母さん)
で、どうです、
分かりました?
もう少しヒント貰ってみましょうか^ ^
義母ヒント②
さっきの会話、単語毎に区切って見ると…、
夫:「かかぁ!/ かー / かかぁか?」
妻:「かかぁ / かかぁ」
ってな感じ。
ふむふむ、
例えば、夫婦が何か電化製品とか
機械を前にお話している所をイメージしてみると…
そう!ピンポン、ピンポーン!
「かかぁ!かーかかぁか?」は、
・かかぁ=「かあちゃん」みたいな感じで、旦那さんの奥さんへの呼びかけ
・かー=これ
・かかぁか?=かかるか、作動するか?
もう一方の、
「かかぁかかぁ」は、
・かかぁ=かかる、作動する
つまり、旦那さんが
「かあちゃん!これは作動するのか?」
と問いかけて、それに対して奥さんが
「かかるかかる(作動するよ)」
と答えているのだそうです〜
英語で言うなら旦那さんが、
“My sweet honey, does this work? ”
と問い掛けて、奥さんが、
“Of course, it works.”
って言ってるみたいな。
イズモーニは、気心の知れた夫婦の日常にある
微笑ましい光景をイメージしてしまいました(^_^)
出雲弁がさらに面白く?
義母は、応用編として、こういうのも教えてくれました
「かかぁ!かーかーか?」
う~ん、これは…
義母の解説に耳を傾けてみましょう。
念のためにカッコで標準語の解説を付けておきます。
「かかぁは、かあちゃんだが~(だが~=だよね)
初めん方の『かー』は、『これ』
そ~で(それで)『かーか?』は、『買うか?』
だけん(だから)、こーは(これは)
『かあちゃん!これ買うか?』ちゅう事だわ」
いや〜、義母の解説に更に解説が必要だったり既にするって言う。
出雲弁ネイティブに直接、出雲弁を学べる幸せ(^.^)
ところで、先程から何度も登場してもらってる義母は67才(2021年現在)
全国的に方言が消えつつあるようなことを聞きますよね。
出雲弁も例外ではないような。さいわい
だいたい60代以上の方々の話し言葉には、
まだまだ色濃く残っているように思うのですが。
皆さんの地方ではいかがですか?
義母の方言ネタ、また教わったらシェアさせて頂きますね。
それではまた、お元気で(^^)/
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