彼女へのプレゼント選びに迷った時、
誕生石が強い味方!5月の誕生石エメラルドの意味や特徴を御紹介します。
これでエメラルドがもっと身近に、
そして彼女との距離ももっと身近になりた〜い!
誕生石を手掛かりに、彼女へのプレゼント選びを考えてみる
若葉が元気に芽吹いた5月の高原の森、
その済んだ緑を石の中に閉じ込めたみたい。
豊かな緑色は、
古代から人々を魅了し癒しを与えて来ました。
こちらはエメラルドの原石です。
いや〜、エメラルドさん、
美しいですね〜。
えっ、なになに?マジですか!
彼女は5月生まれなの?
な、なんて羨ましい。
5月の誕生石と言えば…、
1月…ガーネット(ザクロ石)
2月…アメシスト(紫水晶)
3月…アクアマリン(藍玉)
4月…ダイヤモンド(金剛石)
5月…エメラルド(緑柱石)
6月…バール(真珠)&ムーンストーン(月長石)
7月…ルビー(赤玉)
8月…ペリドット(カンラン石)
9月…サファイア(青玉)
10月…オパール(蛋白石)&トルマリン(電気石)
11月…トパーズ(黄玉)
12月…ターコイズ(トルコ石)&ラピスラズリ(瑠璃)
そう、エメラルドではないですか!
月毎に各々そのシンボルとなる宝石が割り当てられている誕生石。
有名な石が目白押しのまさに宝石オールスターって感じです。
その中でも燦然と輝くエメラルドの存在感!
そんなエメラルドを誕生石に持つ彼女、
想像してみて下さい♪
彼女の胸元に、凛と輝くエメラルドのペンダントトップを。
すらりと伸びた綺麗な指に、灯るエメラルドの指輪を。
エメラルドの持つ意味が深い!
エメラルド(emerald)
その名は、かつて南アジアから東南アジア地域で用いられ、
現在もインドの公用語になっているサンスクリット語で、
「緑色の石」を意味する「スカラカタ」に由来します。
古代の人々は、
この石に大地のパワーが宿っていると考えたそうです。
ギリシャ神話に登場する『美の女神・ヴィーナス』が愛した石。
エジプトの女王・クレオパトラも、エメラルドが好みだったそうですよ(°▽°)
自分用のエメラルド鉱山を開拓し、各国から集まった大使には、
自慢のエメラルドをプレゼントしていたとか。
『愛』の力を高める石とされ、
恋愛成就や幸せな結婚の御守りとして、
とても効果があると言われています。
また心を穏やかにし、
心と体の安定をもたらしてくれる。
未来を切り開き、目標を実現する。
思考力、判断力を高めてくれる石とも言われます。
恋愛、結婚、仕事…
人生の様々な場面で、
身に付ける者に勇気と癒やしをもたらしてくれる。
それがエメラルド。
彼女の事、誰よりも大切に想うあなたの心を、
そっとエメラルドに込めてみてはいかがでしょう。
エメラルドの急所とは
『世界三大料理』と言えば?
中華料理
フランス料理
トルコ料理
『世界三大発明』と言えば?
活版印刷
火薬
方位磁石
『世界三大がっかり』と言えば?
マーライオン(シンガポール)
人魚姫の像(デンマーク)
小便小僧(ベルギー)
世の中にはその分野の優れた物、
代表的な物、或いは残念な物を集めた様々な『世界三大…』がありますね^ ^
宝石の世界には『五大宝石』なる物が存在します。
ダイヤモンド
ルビー
サファイア
エメラルド
アレキサンドライト
が、それ。
宝石の価値は、
「美しさ」「 希少性(あまり採れない)」「 硬さ(キズ付き難い)」
で決まります。
五大宝石は、この美しさ、希少性、硬さを兼ね備えた、
まさに宝石の中の宝石!
人に例えるなら
賢くって容姿端麗、才色兼備。
武芸にも、学問にも秀でた文武両道みたいな感じ。
そんな中にエメラルドは堂々のエントリーです。
5月の誕生石として、五大宝石として注目度満点!
ところで、
宝石の硬さのバロメーターは『モース硬度』です
地球上で一番硬い物質はダイヤモンドですよね。
そのダイヤモンドの硬さを10として以下…。
モース硬度 | 石の種類 | 英語表記 |
10 | ダイヤモンド | diamond |
9 | ルビー、サファイア | ruby, sapphire |
8 | トパーズ | topaz |
7 | 水晶 | quartz |
6 | 長石(ラブラドライトやサンストーン等) | feldspar(labradorite, sunstone, etc) |
5 | アパタイト | apatite |
4 | 蛍石(ほたるいし) | fluorite |
3 | 方解石(ほうかいせき) | calcite |
2 | 石膏(せっこう) | gypsum |
1 | 滑石(かっせき) | talc |
と、基準になる石が決められていて、
数字が小さくなる程柔らかくなります
では、エメラルドはと言うと、モース硬度7.5。
例えば、
カッターナイフのモース硬度が5、10円玉が3.5、爪が2ですから、
普段使いでエメラルドがキズ付く事はまずありえません。
ただしエメラルドの場合、
割れやすいと言う難点があるので、
宝石研磨士にはあまり歓迎されないことも。
硬いのに、割れやすい?
どう言うこと?
例えば、
一般的なガラスのモース硬度は5ぐらい。そして金は2.5〜3。
なので、ガラスと金をこすり合わせると、
ガラスは無傷だけど金には傷付く、削れてしまいます。
では今度はハンマーを持って来て、
ガラスと金を叩いてみます。
すると…。そうです^ ^
ガラスは粉々に割れちゃう。
でも金は凹むけれど割れはしない。
エメラルドはこのガラスみたいな感じ、
硬いのに、割れやすい。
実はエメラルド、
層状に割れやすいと言う性質を持っています。
こう言う一定の方向や面に沿って割れやすい性質を劈開(へきかい)と言います。
そしてエメラルドの場合、鉱物図鑑にもこの劈開性が、
「明瞭」とか「大」とか書かれています。
なんだったらエメラルドは劈開明瞭の代表みたいに紹介されることも。
私の知人で宝石商の方が、
「エメラルドの凄く良い原石を手に入れたんだけど、
研磨してくれる職人が見つからない!」
と嘆いてらっしゃった事があります。
エメラルドの凄く良い原石→→→メッチャ高価。
割っちゃったら一大事ってことですね。
弁慶に泣き所がある様に、
エメラルドには割れどころがあるのです(゚д゚lll)
「えっ、じゃあエメラルド、ダメじゃん!」
いえいえ普通エメラルドを身に付けていて、
ハンマーで叩くほどの衝撃が加わることってまずないですよね。
なので普段の使用で、
「ヤバいヤバい、劈開ヤバい」
みたいに特別恐れる必要はありません。
普通に大切にしてあげていれば大丈夫^ ^
comment